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「暗号の2010年問題」は、2005年の米国NIST(米国立標準技術研究所)の発表に端を発する、暗号化アルゴリズムの切換えの対策に関連した問題を指すもので、2006年頃からよく公で目にするようになりました。
そもそも暗号というものは、時間の経過と共に解読するための様々な手法等が考案され、それの積み重ねによって、どんどん脆弱になって行くものです。特にコンピュータ分野においては、時とともにコンピュータ自体の性能向上が進められ、暗号解析に必要となる時間が短縮されて行きます。
こういった状況を鑑み、米国NISTは2010年までに暗号方式を次世代のものに移行する事を決定したわけです。
実際に問題になる点としては、暗号化のインフラやハード組込みウェア、関連ソフト等の置換え、またそれに伴うコスト増などが考えられるかと思いますが、これはインターネットの標準であるSSLについても例外ではなく、各SSL認証機関でもルート証明書の切換えや、公開鍵暗号の鍵長や共通鍵暗号のアルゴリズム変更、ハッシュ関数の変更等が、2010年中に順次行われるだろう予想されています。
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